【私の受験勉強記録】地方の高校から慶應に受かるまで [年間スケジュールなど]

受験情報

こんにちは!Yです。

受かる年間スケジュールとは

今回は、私が慶應大学を目指してから合格するまでの間にやったことを時系列で紹介していきます。時期としては高2夏から高3冬(高校卒業)までです。

これを読めば、年間スケジュールがだいたい頭に入るでしょう。

ただ一つ注意点してほしいのですが、私は受験を意識した勉強を始めてから実際に慶應に合格するまで約1年半かかっています。

この勉強開始から合格まで1年半という期間は人によって変わるでしょう。

なかには半年で合格する人もいれば、2年かかる人もいます。

ですから、これから受験勉強を始める方は、

最初はあまり時間を意識せずに受験勉強の大枠の流れだけを追う

ようにしてください。

読者の方は、ここで「なぜ1年間のスケジュールを教えてくれないんだろう

と思うかもしれません。

しかし、実際に勉強をやってみると、計画通りに行かないことの方が多いです。

例えば、1年計画で

7月は英文法の参考書を勉強して、8月は長文問題をやって…

と考えるとします。

すると、いざ8月になると、7月に終わるはずだった英文法の参考書が終わっていなかったりします。

そうなると予定がどんどん後ろにずれていき、入試に間に合わなくなってしまいます。

だから、最初は「何月に何をやって」ということは気にせず、受験勉強の全体的な戦略(グランドデザイン)だけを意識してください。

今は何を言っているかわからないかもしれませんが、読んでいくうちにだんだん意味がわかってくると思います。

志望校、慶應SFCとの出会い 高2夏

「SFCっていうところがあるけど、どう?」

それは、母の一言がきっかけでした

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス

のちに私の人生を180度変えてしまうことになるそのキャンパスと、私は高2の夏に出会いました。

慶應SFCの入り口看板。写真はGoogleMapより

今振り返ってみても、運命的な出会いだったと思います。

 同上。コンクリートが特徴的な正面の建物。

実は、私はもともと国立大学を目指していたため、慶應なんてほとんど名前しか知りませんでした。

(すみません)

しかし、進路に関して母のアドバイスはいつも的確だったため、そのSFCなるものを一応調べてみることにしました。

Googleで「SFC」と検索するとスーパーファミコンの記事が出てきます。慶應SFCについて知りたかったら「慶應 SFC」と検索しなければなりません。

また、SFCという略称の由来について

「最初はキャンパスの名前をKFC(慶應 藤沢キャンパス)にしようとしたが、ケンタッキーフライドチキンと名前がかぶるからやめた」

とかいう話をネットで見つけて笑いました。

(当時の自分はなんて失礼な高校生なんでしょうか)

こうして調べていくうちに、SFCに対して段々興味が出てきます。

どうやら、SFCには環境情報学部総合政策学部看護医療学部の3つの学部があるようでした。

(学部名を聞いても何をやっているかよくわからないと言われる)

その中でも私は総合政策学部に興味を持ち、どちらかというと文系寄りのこと(社会起業家、ビジネスを通じた社会問題解決)を勉強しようと思いました。

(良くも悪くも意識高いなあ… 当時を振り返ると恥ずかしいけど)

当時の私は高校の理系クラスにいて、進路は文転しようかと思っていました。

だから、文系理系関係なく色んなことに挑戦できるSFCは向いているのではないかと思ったのです。

そして、一般入試の科目を調べてみたら、英語と小論文で入れるとわかりました。

英語は英会話をやっていて得意だったので、これはいけるかもしれないと思ったのでした。

実際どうだったかというと、英語はぼちぼちでした。

一方、小論文はかなり困難でした。

(そりゃそうだ)

とにかく、進路というか文転の事情を抱える自分でも行けそうだと思ったのでした。

(こういう根拠のない自信が大事だと今は思う)

話を戻すと、私は高2の夏にSFCと出会いました。

きっかけは母の言葉でしたが、当時大した目標もなくなんとなく生きていた私にはSFCに行くことが人生の一つの通過点として魅力をもって輝き始めたのでした。

(もう少し真面目に生きよう、当時の自分)

受験勉強を始める前に戦略を立てる 高2秋

夏にSFCを目指すと決めてから、受験勉強のやり方を調べました。

まず、普通に勉強していたら受かるかどうかわかりません。

私は心配性だったため、確実に受かりたいと思いました。

受験に関しては最初に全体戦略(いつまでに何をやるのか)がないと、長期的にうまくいきにくいように思われました。

勉強法をちょっと間違えたら、それこそ、いとも簡単に人生逆転のチャンスがなくなってしまう。

高校の理系クラスで落ちこぼれていた私にとって、大学受験で逆転することは、生きる希望そのものでした。

だから、誰に言われたわけでもないのに、勝手に大学受験で成功してやろうと思っていました。

だからこそ、私は慶應SFCという道を選びました。

それで、受験は絶対に失敗したくないと思って、受験勉強のやり方を調べました。

受験勉強のやり方は、生徒会の先輩に聞いたり、ネットで検索したり、本を読んだりしました。

*この頃役に立った本は、章末に載せておきます。

色んな媒体から仕入れたそれぞれの受験情報は、まさに玉石混交でした。

受験情報のなかには全然役に立たない話もあれば、有用なコンテンツもありました。

当時の私は、本やネットで集めた色んな受験情報に振り回されながらも、なんとか自分なりの受験戦略を立てることができました。

最初のうちは、受験戦略も精度が低くうまく機能しませんでしたが、たくさんの失敗のあとに、試行錯誤を繰り返すうちにだんだんと勉強が効率的にすすむようになりました。

この高2の秋に一番大きかった収穫は、目的から逆算することを受験勉強に取り入れられたことです。

「受験勉強における目的とは、合格最低点を超えること」

と定義し、その目的を達成するために各科目で何点ずつとるのか計算する

そして、そのために今の学力とのギャップをどうやって埋めるか考える

この一連の作業こそが戦略的行動です。

この流れを、過去問(赤本)を使って一通り実践できました。

(合格最低点ギリギリを狙うのは危険ですから、実際にはその少し上を狙うことになります。)

赤本 : 表紙が赤いことからこの名前で呼ばれる。

自分が受ける入試でも過去問と似た出題傾向の問題が出るとしたら、過去問を解いて自分が今だいたい何割くらい得点できるのか把握することは非常に有用です。

ここまで、第一志望校に関して大まかな戦略を紹介しました。

この他にも、第二志望、第三志望の学校を調べて科目選択の参考にしたり、高校の授業と受験勉強の両立を考えたりしました。

特に、私は理系クラスから文転したため、学校で数学、化学、物理、生物の授業がたくさんあって負担が大きいという事情がありました。

だから、限られた時間の中で効率よく学習しなければ、文系科目と理系科目の二兎を追うことはできなかったのです。

(すごく大変だった… 高校3年間で、受験に使わない科目を含めて5教科9科目くらい勉強したことになる)

私がいた頃の理系クラスは国語の授業が少なく、しかも社会の選択科目が世界史や日本史ではなく地理しか選べませんでした😱

(まあ、学校側にも色々事情はあるようです…)

だから、学校で地理の勉強をしながら家では受験用に別の社会科目を勉強することになりました。

(冷静に考えたらおかしいけど、理系日本史の授業が開講されなかったから仕方ないね)

とにかくやることが多い割に使える時間は少ないという状況で、時間を作るのには苦労しました

工夫したこと :

時間がないなかで、部活が終わったらできるだけ早く塾の自習室に行くようにしていました。
また、親に買ってもらったシステム手帳*で予定を管理して、そこに学習計画を書いていました。

*システム手帳 : 社会人が使うような手帳。カレンダーとか週ごとの予定表が書いてある。

11月中旬には、河合塾早慶オープンという大学別模試を初めて受けました。

河合塾早慶オープンのポスター 早大・慶大オープン模試のポスター。でかい。

これが河合塾や系列塾の壁に貼ってあったりする。

この模試は受験生向けで、基本的には高3生と浪人生が対象です。

私はまだ高2でしたが、どんな感じなのか腕試しで受けてみることにしました。

模試を受けることは決まったものの、いきなり入試本番に近い大学別模試を受けるのは大変(当たり前)です。

そこで、とりあえずSFCの過去問をやってみることにしました。

過去問は総合政策学部の赤本を使いました。

 総合政策の赤本。懐かしい。

この赤本は高2の夏にBOOK OFFでたまたま見つけて買った中古です。

実際に過去問を解いてみると、かなり難しく感じました。

今でも覚えているのですが、地域の図書館の学習室で2時間頑張りました。

当時、英語は大問が2つあり、それぞれ1時間ずつで合計2時間で解くような構成でした。

(今は大問が3つになり、大問1、大問2、大問3でボリュームは1:1:2になっています。)

SFC英語の細かい話は、SFC志望者以外は飛ばしてくれてもOKです。

英語の過去問を解き始めたときは、英語長文の長さに圧倒されました。

高校生が解く問題としては最長の「超長文」であり、文章に使われている単語、熟語、構文のレベルも高かったです。

(今思うと「超長文」って謎の受験用語だよね)

しかし、これから模試を受けるとなれば、この英語長文を乗り越えなければなりません。

だから、頭をフル回転させて体が熱くなるのを感じながら2時間取り組みました。

SFCの英語長文は単語や構文が難しく、当時の私にはひとつひとつの文を正確に訳すのはほとんど不可能でした。

だから、多少意味がわからない箇所があってもこだわらず、各段落で何を言おうとしているのかだけに注目しました。

(↑これ重要)

また、4択の内容一致問題は回答テクニックによって選択肢を絞り込み、本文の理解が完璧でなくとも回答することができました。

そうやって、なんとか英語の過去問を解き終わりました。

解き終わって自己採点してみると、まあまあできていました。

「なんだ、できそうじゃん」

と天狗になっていました。

しかし、この時はまだ小論文の恐ろしさを知らなかったのです。

そんな感じで調子に乗ったまま早慶オープンを受けました。

ただ、調子に乗っているとはいえ緊張しました。

早慶オープンを受けたのは、河合塾マナビスという河合塾系列の映像授業塾です。

この塾には高1の学年末くらいから通っていたと思います。

(地方で本格的な大手予備校の校舎がないところならマナビスは割とおすすめ)

(映像授業で学ぶなら、東進衛星予備校やマナビスがない地域はスタディサプリもあり
下にリンク貼っときます)



さて、早慶オープンのような大学別模試は、普通は大人数の公開会場で受けるものです。

しかし、私は河合塾の系列校に在籍していたため、自分がいつも通う校舎で受験できました。

早慶オープンを受けるその日は、塾の自習スペースで一人で受けました。

(一人で受ける模試って模試感がないよね…)

英語は過去問と同じくらい得点できたと思います。

ところが、小論文はそんなにうまくいきませんでした。

まず、高校生を対象にしているとは思えないほど難しい題が出ます。

内容は小論文というより、大学の課題みたいなものです。

簡単にいうと、高校生に対して大学レベルのことを要求しているのです。

当時の私は、小論文の解き方も、出題の背景となる社会の課題に対する取り組み方もあまり知りませんでした。

正直、かなり苦しかったです。

制限時間の2時間をめいっぱい使い、苦しい回答をなんとか捻り出しました。

あとで振り返ってみると、かなり拙い文章だったと思います。

こうして私の人生初の早慶オープンは終わりました。

早慶オープンは11月中旬に開催され、結果と講評が返却されるのは1月です。

私は1月の模試返却を待ち遠しく思いながら、生徒会の先輩に教えてもらった英単語帳に取り組んでいました。

その単語帳とは『単語王2022』です。

最近、難関大学受験向けの英単語帳といえば鉄緑会の『鉄壁』が人気ですね。

(ポケモンの技みたいな名前。防御がぐーんと上がりそう。)

単語王より鉄壁の方が有名ですし、受験生は鉄壁を使えばよいと思うのですが、

当時私が使っていたのは単語王でした。

この単語王2022は、タイトル通り2022個の単語が載っています。

詳細はのちに別の記事で触れようかと思いますが、とにかく分厚くて強そうな見た目の

単語帳でした。

また、この頃にSFCの受験情報を本格的に集めはじめました。

いろはさんのサイトも、初期にお世話になりました。

慶應SFC小論文合格対策ブログ ~しょうろん~

SFCの受験を考え始めたころに見たらとても参考になると思います。

特に、数字やデータを用いて客観的に分析していく姿勢やおすすめの本が参考になりました。

*高校生の頃はお世話になりました。ありがとうございました。

高2から死ぬほど役に立った受験勉強関連の本

これはコラムです。慶應SFC受験の続きを読みたい方は飛ばしてください。

・受験情報誌 : 蛍雪時代

蛍雪時代は学校の進路室と塾の受付近くに置いてあって、よく読んでいました。

(リアルな受験情報が手に入るとか、地味にこういう環境が受験に与える影響は大きい)

高3生や浪人生のための雑誌ですが、背伸びして高2から読んでおいてよかったと思います。

例えば国公立、私立大学の様々な受験方式など、受験を経験した大学生や浪人生にとっては当たり前の知識も、現役生は知らないことが多いです。

そういった、基本的な知識を蓄えるうえで役立つ雑誌です。

現在はブログやYouTubeで多くの難関大学や医学部の学生が受験勉強法を語っており、こういった雑誌の価値は相対的に下がっているかもしれません。

しかし、ブログやYouTubeの受験勉強の話の内容は玉石混交です。

ブログやYouTubeだと、どうしても個人の体験ベースで受験が語られることが多く、万人に通用する法則は見えてきません。

そこで学生に対して編集部からの客観的視点を持てる、蛍雪時代のような雑誌に意味があるのです。

蛍雪時代の内容は、既に難関大学に合格した人からすれば当たり前のことが多いです。

しかし、都会の進学校を除く大多数の高校ではそういった基本的な情報がなかなか手に入りません。

全体像が見えないまま闇雲に勉強して時間を無駄にすることのないように、
蛍雪時代などの信頼できる情報源で基本的な勉強法を知っておきましょう。

*受験勉強法に関するYouTubeチャンネルなら個人的には医学部受験 MEDUCATE TVがおすすめでした。

MEDUCATE TVは難関大学医学部合格者と医師の細井塾長が対談する動画が多いです。

「文理両方できて高偏差値でないと受からない」医学部の学生ならではの緻密な受験戦略と圧倒的努力を感じられます。

賛否両論あるかもしれませんが、個人的には好きでしたね。

最近忙しくて見れていませんが。

またYouTubeは私立文系の逆転合格を目指すなら武田塾のチャンネルも役に立つかもしれません。

・教材 : 和田秀樹氏の受験本の大部分

大学受験の計画立案において合格最低点から逆算することを最も早く提唱したのが和田秀樹氏です。

誰よりも全体的な戦略が合理的で、ご自身の東大医学部卒という経歴も合わせてかなりの説得力があります。

正直、この内容は賛否両論あるため、載せるかどうかはかなり迷いました。

しかし、自分が受験したときの情報を公開することが、一人でも多くの受験生が夢を叶えることに繋がるならと思い、書きました。

大事なのは正解か不正解かではなく、自分の目で見て自分の頭で考え、判断することです。

さて、和田さんの本は私もかなり参考にしました。

和田さんの本のなかで特に役立ったのは以下の3冊です。

和田式 高2からの受験術 改訂版 (新・受験勉強法シリーズ)

受験勉強の全体像を知るための本。この本の内容が理解できていないと、ほかの本を読んでも効果が低いでしょう。

「進学校と非進学校の違い」「英数先行型勉強法」「合格最低点からの逆算」「市販参考書・問題集の活用」などが詳しく書かれています。

また「高校の勉強でつまづいている人は実は小中学校の内容がわかっていないのではないか」など衝撃的な指摘が多いです。

それを信じるかどうかは自由です。

ちなみに私は小学校の算数、中学校の数学からやり直した結果、高校数学の理解が深まりました。

新受験勉強入門 参考書ファイル 増補2訂版 (大学受験合格請負シリーズ)

受験勉強が学校の授業や教材だけでは物足りないときに市販の参考書を使うことになります。

その市販参考書を選ぶためのガイド本です。

参考書の参考書といったところでしょうか。

参考書の使い方と、複数の参考書の使い分けが詳しく書かれています。

例えば数学なら、青チャートが終わったあとどんな問題集をやるのか、どれくらい時間がかかるのか書いてあります。

掲載された参考書のなかには、一部絶版になったり名前が変わっている参考書もあるため注意が必要です。

受験勉強計画の立て方 (超明解!合格NAVIシリーズ)

上の2冊が理論的内容であるのに対し、この本は実践的な内容です。

受験戦略を立てた前提で、それを日々の学習計画(月単位、週単位、日単位)に落とし込む方法が書いてあります。

「どんなに立派な計画を立てても実行できなければ意味がない。」

これらの本は出版されてから時間が経っていることもあり、若干古く感じるところもあります。Amazonのレビューにも賛否が書いてあります。

しかし、一回読んでみて自分の目で確かめてみるのもいいと思います。

もちろん和田さんの受験理論には賛否両論ありますし、私自身賛成できかねる部分もあります。

具体的には、受験勉強中にやたら参考書を買うことになりがちな点です。

私は参考書を合計30冊くらい買いましたが、実際よく使ったのは20冊くらいでした。

学校が自称進学校だったりしてそれなりに授業が役に立つ場合、参考書に頼らなくていい場合もあります。

しかし和田さんの本を一冊読んでみて損はありません

少し読んでみて考え方が合わないことよりも、全く読まないで有効な受験戦略を知らないことの方がリスクが大きいからです。

*和田さんのやり方の一部(授業中の内職など)は、学校の先生の指導と対立するところもありますが、その点については各自の判断で柔軟にやっていく必要があります。

私は内職は推奨していません。

まさかのC判定 高2冬

1月になり、早慶オープンの結果が返却されました。早慶オープンの結果は、1月中旬に返却されます。

早慶の入試が2月にあることを考えると、11月に開催して1月に返却というのは少々遅い気がします。

しかし、小論文の採点には時間がかかりますし、河合塾の目玉は東大オープン模試ですから、返却までに時間がかかるのは仕方ないでしょう。

そんなわけで、返却された模試の結果を見ました。

ぼちぼちのできでした。

ちょっと驚きました。

これで気を良くした私は、更に勉強に励みました。

高2の冬は、たぶん色んなことがあったのでしょうが、あまり覚えていません。

私がいた高校の理系クラスには課題研究というものがあって、その発表に向けてプレゼンをしていたのだと思います。

この頃から塾の英語のクラスに入りました。

英語のクラスは難関大学を目指す人のクラスで、長文読解をメインに単語や文法も学んでいました。

ここで長文読解の技法を学んだことで、かなり英文に慣れました。

また、この頃にはかなり受験勉強に関する情報は頭に入ってきました。

  受験勉強の初期には「受験勉強のやり方」を研究するのは大事です。
しかし、「やり方」を知っても実践しなければ意味がありません。

ノウハウコレクターにならないように注意し始めたのもこの頃でした。

ある程度知識がついてくると、大事なことは受験ノウハウからモチベーション維持になってきます。

極端な話、やる気さえあればなんでもできるでしょう。

精神論は好きではありませんが、受験勉強は泥臭くやっていくしかありません。

この頃に見ていたコンテンツは、北九州予備校の「不合格体験記」です。

なぜ合格体験記ではなく不合格体験記を見ていたかというと、不合格体験記を読むと失敗の落とし穴を避けることができるからです。

北九州予備校(北予備)は寮生活でスマホを預けさせるなど厳しい指導で知られているらしく、浪人生は浪人が決定した時点で「不合格体験記」を書くそうです。

そのような厳しい指導は学生によって向き不向きはあるとしても、とにかく不合格体験記は生々しい内容でした。

一部を紹介すると、不合格になった理由は「認識の甘さ」「勉強不足」「言い訳」「ながら勉強」「集中力のなさ」など。

まあ、実際に読んでみてください。

百聞は一見に如かず。

私も気が緩んで勉強が手に付かないことがあり、スマホゲームはやめていました。

しかしYouTubeで勉強と関係ない動画を見たりして時間を無駄にしました。

また、怠惰ということ以外(受験戦略、勉強の時間配分)で受験に失敗するケースについては大学受験失敗.comにも載っています。

こちらは大学入学・卒業後の進路まで載っていて、ある意味恐ろしいです。

また勉強に集中するためには、心理学的なテクニックを使ったり、とにかくやれることはなんでもやりました。

一番良いのは、スマホを家に置いて塾の自習室に行くことだと思います。

社会科の遅れに焦りアウトプット重視の勉強へ 高3春

高3の春になりました。

部活は最後の文化祭に向けて準備をしていました。

高3になると、私の高校では進路課の先生が受験の面倒を見てくれます。

高3にあがったころに、蛍雪時代の受験戦略記事がコピーして配られました。

中堅大学を目指しているなら、高3でこの蛍雪時代の記事を読んで「なるほど」と感心するのも良いと思います。

しかし、この時期に初めて受験勉強の戦略を考えるようでは最難関大学最難関学部への合格は難しいでしょう。

なぜなら、受験生が競争する相手は同じ学校の生徒ではなく全国の受験生だからです。

東京、大阪の進学校や灘高校などでは毎年医学部、東大合格者が数十人、百人単位で出ています。

そういった中高一貫校の人たちと戦うのに、高3から受験勉強のやり方を知るのはちょっと遅いのではないでしょうか。

合格最低点ギリギリで早慶の一番入りやすい学部に入るというならわからなくもないですが、国立の5教科7科目は1年で完成させるには量が多すぎます。

また、どの大学を受けるとしても

「合格最低点で受かれば良い」

というのは、満点じゃないと受からないという先入観で高い志望校を諦めてしまわないようにするアドバイスです。

本気で受かりたい人は心配性で、

絶対に落ちたくない

ために上位合格しています。

しかも、それで部活や課外活動と両立している人も時々います(化物か?)。

実際には、受験本番で体調を崩すこともあります。

鉄緑会の生徒は「当日体調が悪くても絶対に受かる」くらい余裕を持つことを目指すとも聞きます。

それくらいの覚悟がないと受からないのが現実かもしれませんね。

そんなわけで学年全体としては、やっとスイッチが入った感じでした。

それでも、部活や生徒会の仲間は6月ころの文化祭が終わるまで忙しくしていました。

私も文化祭は最後だったのでがんばりました。

私の部活も、運動部ほどではないにしても真面目で大会に出たりしていました。

勉強以外のことにもしっかりと向き合い、気持ちの面でけじめをつけるのも大事です。

そして文化祭が終わると、多くの人が部活を引退しました。

まだ部活をやっているのは、運動部の大会がある人くらいです。

私のクラスは理系クラスで、医学部志望が多かったこともあり高2のセンター試験から緊張した空気に変わりました。

学年全体では、高3の文化祭が終わってやっと受験生らしくなりました。

この頃には学校の補講も増え、一定の役に立ちました。

(高校生の頃は教員に反発することも多かった私ですが、今はこういった対応に感謝しています)

放課後補講などは参加率が高く、不参加の意思を示すと理由を聞かれたりしました。

(こわい)

個人で市販の参考書を使って頑張ったり塾に行くより、「学校のみんなと一緒に勉強した方が良い」みたいな価値観の先生が多かったように思います。

たしか、春はみんなと補講を受けていたような気がします。

私がこの頃自分でやっていた勉強は、社会の政治・経済でした。

ここから社会の科目選択の話です。

興味ない方は飛ばしてください🙏

普通は、社会のメイン科目は日本史、世界史、地理のどれかです。

しかし、私は前述のとおり、理系日本史の授業が開講されなかったため地理選択となりました。

一方、文系の受験では受験科目として地理を使えるところは限られています。

それに、地理は二次試験、個別試験レベルで高得点を狙うには向いていませんでした。

地理は理系科目に近い性質があり、単純な暗記では対応できません。

地理には2つの学習内容があります。

まず系統地理といって、地学、物理的な理論を学びます。

次に地誌という具体的な地形や地域の特徴を覚えます。

つまり、地理には理論実践の2つのパートがあるのです。

そして、実践の部分は単純暗記ではすべてに対応できないません。

そのため理論を使って解きます。

この科目はセンター試験で8割とるのには向いていても、二次試験で高得点をとるのには向いていません。

そういうわけで地理は使えませんでした。

次に選択肢にあがったのが日本史でした。

(世界史は覚える量が多すぎて、理系からの文転で現役合格するのは大変です。だから除外しました。。。)

ただ、日本史も、やっぱり覚える量が多いのです。

私は理系クラスで数学生物化学を毎日何時間もやっていたため、それ以上重たい個別試験科目を抱えることは不可能でした。

(数学Ⅲの授業も受けていました。今となっては数学をやっておいてよかったと思います。)

そこで、ちょっと裏技的な方法として、公民で受けることにしました。

そうです。

あの公民です。

社会科には「地理」「歴史」「公民」の3グループあります。

その公民には、「現代社会」「倫理」「政治経済」の3科目がありました。

(現代社会って2022年からなくなるかもしれないんですね)

高校では現代社会か倫理政経(倫理と政経を合わせたもの)のどちらかが必修です。

私は高1のときに現社の授業を受けています。

その政治・経済を勉強することにしました。

倫理はなしです。

変な話なのですが、私立大学には社会の選択科目で政治・経済を選べるところがあります。

これはその大学が現代の政治や経済の問題に注目している学生をほしいからでしょう。

賛否両論あるかもしれませんが、当時は政治・経済で受験できました。

(政経で受験できるところは、これからは減るかもしれません。早稲田の政経学部も変わったはず。)

参考 :

旺文社 大学受験パスナビ 早稲田大学の入試科目 一般選抜

週刊現代「政経学部」入試で数学が必須に...早稲田の狙いが分かった

もちろん、政治・経済は覚える量が少ない分、問題では深い考察を問われます。

普通に政治・経済の教科書を読んでいるだけではかなり困難な試験です。

政治・経済の資料集もかなり踏み込んだ内容が書いてあります。

具体的にはこれまでの自民党政権をどう捉えるかとか、そういう内容もあります。

政治・経済の特徴として時事問題の出題もあり、日頃からニュースを見たり新聞を読んだりするのが苦でない人が受かりやすい試験です。

私は小論文の勉強の一環で日本の社会問題を網羅的に調べて、本も100冊ほど読んでいたため、小論文との相乗効果でうまくいきました。

普通の人は社会問題や最新の技術動向の本を100冊も読まないでしょうし、そんなにアウトプットの訓練をしないので、日本史や世界史でいいと思います。

何より、政治・経済で受験できる大学・学部は非常に限られています。

私のように特殊な状況でない限り、選ぶことはおすすめしません

こんな事情で社会は政治・経済を勉強しました。

政治・経済の勉強を始めたのは高3春です。

高2冬には社会で日本史を使うのを断念し、政治・経済の勉強法を調べていました。

この記事を印刷して何度も読み、計画を立てました。

早大生直伝!【政治・経済】を武器にして早稲田or難関私大に入る方法

実際にやった勉強法は「畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義」をノートに要約すること。

この参考書要約法はかなり効果がありました。

一方、綺麗なノートを作ることに時間をかけてしまい、アウトプットに時間を割けていませんでした。

途中で

やべえ!このままじゃ政経が入試までに終わらねー!!

と気づき、参考書に要約するのをやめました。

代わりに、「畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集」で知識のアウトプットをしました。

これは政経以外の科目についても言えることですが、受験勉強はアウトプットが7割です。

どんなに教科書や資料集を眺めていても、実際にテストで書く練習をしなければ脳の機能として鍛えられません。

アウトプットが7割というのは、インプットを疎かにするのではありません。

インプットをできるだけ早いうちに始めます。

そしてインプットしたことをその日のうちに問題を解いて確認するのです。

そして、簡単な問題集から難しい問題集にステップアップしてアウトプットの質を高めます。

多くの受験生が不合格になる理由の一つとして「受験を意識した勉強を始めるのが遅かった」というものがあります。

これを詳しくみると、勉強を始めるのが遅く、インプットに予想以上に時間がかかってアウトプットの練習があまりできなかったということです。

私はこの危険を「不合格体験記」で読んで知っていました。

だから、完璧なインプットを諦め、6割くらいの知識量でインプットをしてからアウトプットをすることにしました。

当然、ない知識は出せませんから、問題を解いても間違えます。

しかし、間違えると悔しいので記憶に残るのです。

おそらく、人間の脳は強い感情に結びついた記憶を優先的に残します。

単純暗記したものは短期記憶にしかなりませんが、感情や語呂合わせなど

引っ掛かりのあるものは長期記憶になりやすいのでしょう。

このように、政治・経済のインプットには色々な問題がありましたが

アウトプット重視の勉強に切り替えたことで進みが早くなりました。

また政経の勉強で気づいたことですが、同じ学習内容でも参考書の著者によって書き方が違います。

政経では「蔭山克秀の政治経済が面白いほどわかる本」も読み、畠山先生の視点と蔭山先生の視点の2つから学びました。

そして新聞も普段は日本経済新聞しか読みませんでしたが、たまに朝日、毎日、読売、産経と違う新聞も読んでいました。

このようにして一つの物事を色んな方向から見てみると、多角的な分析ができ立体的な思考に繋がります。

小論文で撃沈。再起をはかる 高3夏

高3夏になると、学校のみんながこれまで以上に本気に見えました。

夏休み期間中も補講があったりして学校には行きました。

学校の補講も選べるようになりました。

補講は英語数学化学生物を受けたと思います。

先生からは文系クラスに混じって国語の補講を受けることも勧められました。

しかし文系クラスは生徒会の友人以外に知り合いが少なかったため止めました。

(理系クラスの生徒が文系クラスに混じっていると目立つので)

また化学の補講は大人数の授業だったため、内職で社会の勉強をしました。

(先生ごめんなさい。)

余談ですが、大学に入って色んなことを学んだ今、また数学、物理、化学の勉強をやり直そうかと思っています。

受験生のときは「受かるためならなんでもする」という気持ちでしたが、受験が終わって自由になると自分のペースで理数系科目を勉強したくなりました。

また夏休みには、母のすすめもあって慶應SFCの小論文の過去問に挑戦しました。

なにこれ?むずかしすぎる😇

すると内容がめちゃめちゃ難しく、爆死しました。

小論文自体は河合塾マナビスの講座でかなり鍛えていました*。

映像授業と問題と添削サービスがセットになっているものです。

(これおすすめ)

小論文の過去問に話を戻すと、まず問題文が難しかったです。

問題文があり、更に資料として複数の長文がついています。

これらの資料を読み、問題に答えるのですが

とにかく資料が難しくて長い!

初回は資料を読んで考えるだけで2時間の試験時間が終わり、

ほとんど白紙の答案で終了しました。

このときの絶望感は半端なかったです。

自分は志望校に向いていないのかと思って落ち込みました。

ただ、落ち込んでいても仕方ありません。

赤本の模範解答と解説を読み、なんとか理解しました。

どうやら、高校生に(精神面で)大学レベルのことを求めているらしいと感じました。

文科省の基準では、大学入試は高校の学習指導要領の範囲から作ることになっています。

慶應SFCの小論文は知識レベルでは高校の範囲でおさまります。

大学の数学知識を使うわけではありません。

ただ、平均的な高校生が普通に学校生活を送っていて解ける問題かというと、結構厳しいのではないかと感じました。

知識というより問題意識や考え方、センスを問われているのだと思いました。

受験生を高校生として扱うというより、学問の入り口に立たせているのではないかとも感じました。

最初に解いた問題がなんだったか忘れてしまいましたが、グローバル化に関する問題だったでしょうか。

グローバル化という現象も今では当たり前です。

しかしその問題が出た当時はグローバル化で世界がどう変わるか、学者が議論していました。

そんな、当時からすると未来志向の問題に対して

今は過去問として見ているから理解できるけど、
当時受けたら理解が難しかったかも

と感じました。

こうして一度はショックを受けたものの、学校の先生に小論文の添削を個人的に頼み、なんとか食らいつきました。

慶應SFCには総合政策、環境情報、看護医療の3学部があります。

私は総合と環境を志望していたので、総合と環境の過去問をやりました。

また、どうやら英語の勉強も足りなかったようです。

英単語は「単語王2202」を使っていましたがどうしても覚えきれず、その専用単語カードが本になっているものを買いました。

この単語王2202フラッシュカードは2冊あり、カードを本から切り離すだけで2日潰れました。

(なぜそんなに時間がかかるのか…)

そして忘れてはいけないのがDUO

DUO3.0というこの本は、単語と熟語を文で覚えるものです。

560もの文が載っており、それを別売のCDを聴いて暗唱していきます。

CDは基礎復習用があります。

全部覚えるのはかなり大変ですが、ネイティブスピーカーが使いそうな自然な言い回しを覚えることができます。

これも、CDと本で覚えようとしましたが無理でした。

受験生の頃は、学校の授業以外はずっとイヤホンをして英文や社会の暗記ものを聴いていたのに、それでも覚えられませんでした。

だんだん切羽詰まってきて、仕方ないので、これも単語カードを買いました。

毎日単語カードをめくって、覚えたものと覚えていないものを選別したら意外とあっさり覚えられました。

また、英語の問題集も色々やりました。

ネクステ系の問題集も3周くらいして8割くらい理解しつつ覚えました。

(さらっと書いてあるけど、文法問題で失点しないようにするのは大事)

そして国語の勉強もかなり進みました。

国語は第二志望の上智大学の受験のために勉強していました。

国語は夏休みあたりに塾の授業で「難関私大の現代文」みたいな講習をとりました。

そこで先生が

私大の現代文は東大の現代文を参考にしているらしい

と仰りました。

本当かどうかはわかりませんが、おそらく東大の問題は色んな大学の先生が見ていると思います。

そこで早稲田の国語や東大の国語の問題を解いたりしました。

すると早稲田の国語はけっこう面白く、知的好奇心を刺激されました。

既に国語の基礎は身についていたので、参考書で覚えたテクニックや小論文で得たアプローチを使ってゲーム感覚で解いていました。

こんな感じで楽しみながら勉強していたので、上智大学TEAP利用入試の国語も遊び心を持って取り組むことができました。

基礎ができていれば、背伸びしてワンランク上の大学の問題を解くこともおすすめです。

ただ、9割の人にはそんな余裕はないと思います。

基礎が身についていないまま難しい問題に取り組んでも、時間を無駄にする人が多いと思います。

国語の勉強法については、また別の機会に取り上げようと思います。

振り返ってみると、高2夏に取り組んだことのなかで最も比重が大きかったのは小論文の過去問でした。

最初は手も足も出ませんでしたが、少しずつできるようになりました。

最初はわからなくて答えを見ることが多かったのですが、問題を読んで答えを見ることを何回か繰り返すと、少しずつ書けるようになりました。

併願校が多すぎる! 高3秋

高3の秋になると、代ゼミ(代々木ゼミナール)の慶大プレという模試を受けました。

これは東京の代ゼミ本部に行って受けました。

代ゼミ本部(代ゼミタワー) : かっこいい!

大手予備校の本部校舎は駿台もTEAP講習で行ったことがありますが、やはり大きいですね。

駿台予備校本部 駿台御茶ノ水校 : 御茶ノ水には校舎が何校かある

こういう自習室とか先生に質問できる環境があるのは素晴らしいですね。

また、代ゼミ慶大プレのあとには早慶オープンがありました。

今回は公開会場で受けました。

会場は隣の市の大学。

河合塾の模試は地方にも会場があって、家から近い会場で受けられます。

(1都道府県に何会場かあるのでしょうか)

高3の早慶オープンは、総合政策学部環境情報学部の2学部を受験しました。

英語の問題は2学部で共通ですが、小論文はそれぞれ違います。

いつものように、英語はよくできました。

総合政策はあまりできなかったです。

どんな問題だったか忘れてしまいました。

環境情報は、SDGsの問題に取り組むみたいな問題だった気がします。

これは、ぼちぼちできました。

最新技術とネットワークを利用して社会問題を解決するプランを提示する、みたいなテーマにしました。

センター試験の前には、併願校と受験日程を決めました。

私は本命の受験に集中したかったため、あまり沢山の併願はしたくなかったです。

しかし、母は私立大学の受験の大変さを知っており、私が確実に受かると思っていなかったためか併願校を増やしてくれました。

センター試験利用入試も活用し、何校か出願しました。

2度目の早慶オープン、衝撃の結果に 高3冬

冬になって、代ゼミ慶大プレの結果が返却されました。

順位はぼちぼちでした。

悪くはないですが、もう少し上を目指していたので悔しかったです。

英語ができても小論文ができないとだめなんですね。

その後、センター試験がありました。

結果はあまりよくなかったです。

英語だけはよくできました。

しかし、国語の現代文と社会があまりできませんでした。

数学はあまりよくなかったです。

数学が悪かったこともあり国公立大学は出願をやめました。

生物は意外とできました。

沢山自分で勉強した国語や社会よりも、学校の授業を受けていただけの生物の方ができたのは皮肉です。

文転しても、もともと興味のあった理科の方ができたんですね。

あとは、地理でムーミンの問題が出たりとか、色々ありました。

ムーミン。北欧の文化の問題だったっけ。

私大のセンター試験利用入試はセンター試験の前に応募締切があり、既に出願していました。

しかし、センターの現代文で失敗してしまったせいで合否は微妙な感じになりました。

そして、センター試験の後に2度目の早慶オープンの結果が返ってきました。

総合政策学部の順位は…忘れました。でもぼちぼちの判定だったと思います。

(また見つけたら書きます)

環境情報学部の順位は

ぼちぼちでした。

そして割といい判定。

これは、受かるかもと思いました。

ただ、模試ができても本番に落ちる人もいると本で読んで知っていました。

だから、調子に乗ってサボらないようにしました。

(ここ大事!)

入試までは、小論文を更に磨いたり第二志望の大学の対策をしたりして過ごしました。

小論文については、オンラインの塾に入って添削指導を受けました。

その塾は先生も慶應SFCの卒業生で、小論文の本も出版されている方でした。

この先生にはかなりお世話になりました。

併願校については、実際にセンター試験以外で受験会場に行って受けたのは慶應、上智、明治、関西学院です。

上智のTEAP利用入試は決して簡単な試験ではありませんし対策が必須でした。

しかし、慶應みたいに「訳がわからないほど難しい」ということはないです。

上智のTEAP利用入試は国語と政治・経済で受けましたが、国語はぼちぼちでした。

TEAP利用の政治・経済は長めの論述問題が多いのですが、慶應の小論文に慣れていた私は

小論文より字数少ないじゃん。ラッキー!

と思いながら解いていました。

上智のTEAP利用入試は入試が2月の頭で、結果が出るのも早かったです。

法学部は受かって、経済学部は補欠でした。

明治大学経営学部は、受かりました。

明治の経営は英語の民間試験を利用した入試を受けました。

英検みたいな試験の結果で点数が加算されていたので、有利というか狙い目の試験でした。

試験当日は、受験生で若干チャラそうな見た目の人がいたことくらいしか覚えていません。

(なんだか申し訳ないです)

受験当日 背水の陣

慶應の入試は、横浜の日吉キャンパスで受けました。

前日の夜から横浜市内のホテルに泊まって、家族で話しながらゆっくり試験の準備をしました。

受験前日ともなるとさすがにできることも限られています。

前日は小論文の先生からのアドバイスをまとめたノートを見返したりしていました。

試験は総合政策学部と環境情報学部で1日ずつ、2日連続でありました。

初日は、少ししか緊張しませんでした。

大学別模試の結果がありますからね。。。

努力が報われるといいな

と思いながら受けました。

英語はぼちぼちでした。

勉強の甲斐あって、英文を受験勉強を始めたときとは比べ物にならないくらいスラスラ読めました。

ちょっと感動しました。

早めに解き終わって見直しをしました。

しかし、小論文で出た問題が難しく感じました。

政党の選挙に関する問題だったのですが、前半に計算する部分があり、そこで時間を使ってしまいました。

その後、慌てて後半の問題に取り組みましたが、なかなか書く内容が思い浮かばず時間切れになりました。

まさに、恐れていた事態でした。

その日は、試験のできが悪かったことを正直に母に伝えました。

すると、翌日の環境情報学部の試験を頑張るように言われました。

私は、もともと気持ちの切り替えは得意ではありません。

しかしこのときはすぐに気持ちを切り替えることができました。

理由としては母がいたからというのもありますが、一番は環境情報学部の模試がぼちぼちできたことです。

第一志望は総合政策でしたが、入試問題の傾向は環境情報のほうが自分に向いている気がしました。

翌日、環境情報の試験でした。

英語はぼちぼちでした。

小論文は、変わった問題が出ました。

絵を見て物語を作る、というものでした。

この問題が出たとき、自分はわずかに驚きながらも同時にチャンスを感じました。

例年と出題傾向が違うからです。

例年と出題傾向が違う年は、多くの受験生が混乱します。

なぜなら、みんな過去問を解いてきているからです。

過去問研究は、ずっと同じ出題傾向が続けば強力です。

しかし一方で、過去問に囚われてしまって型どおりの解き方しかできなくなる人もいます。

表面的な出題傾向に囚われることなく、ブレることのない「大学が求める学生像」を捉えたものだけが勝つのです。

私は、物語を書くにあたって、身近な人物を登場させました。

それは、私の知人です。

物語を書くには想像力が必要です。

そして、生き生きとした文学を書くには、登場人物の描写が重要になります。

私は、身近な人物を登場させることによって自分の想像力を補い、具体的な描写とともに生き生きとした物語を書くことに成功しました。

内容は、科学技術によって世界を救うお話(SF)です。

早慶オープンのときとちょっと似ていますね。

大学別模試も、少しは役に立ったのかもしれません。

ちなみに、小論文で物語を書けというのは少し変わっていますが、日本中の大学の小論文試験を見ていると、たまにそういった問題はあります。

物語を書くことを通して、受験生の想像力や文章力、人の心を動かす能力をみているのだと思います。

最近はIQ(知能指数)よりもEQ(こころの知能指数)が大事なんて言われます。

人の心を動かす力が入試で問われてもおかしくはありません。

SFCでは「問題発見・問題解決」を掲げ、自ら社会の問題を発見し解決のために行動できる人材を育てています。

社会の問題を解決するためには多くの人と協力しなければいけません。

だからリーダーには人の心を動かす力が必要なのです。

この入試問題は、その象徴的な出来事だったと思います。

こうして、私は英語と小論文の試験を無事に終え、

手応えがあった

と思いながら家に帰りました。

合格発表 たかが受験、されど受験

そして、合格発表の日がやってきました。

家のノートパソコンの前に座り、発表時刻を待ちました。

予想としては、総合政策は不合格で環境情報は合格でした。

合格発表の時刻になりました。

まず、総合政策は不合格でした。

次に、環境情報は合格でした。

発表は、意外とあっさりしていました。

母に報告すると、喜んでくれました。

その日は両親が合格をお祝いしてくれました。

記憶がはっきりしていませんが、たぶん美味しいものを食べたんだと思います。

こんな感じで、私の受験生生活は終わりました。

その後は比較的明るい気分でした。

学校と塾に受験結果を報告すると、どの先生も自分のことのように喜んでくれました。

ただ、唯一気がかりだったのは友人の合否でした。

国公立は試験が3月にあり、結果が出るのも遅めです。

友人を含めたクラスメートの受験が完全に終わるまで、周りに迷惑をかけないよう大人しく過ごしました。

結果的に、同級生は色々な進路になりましたが、多くは現役か一浪でいい大学・学部に合格しました。

医学部にも何人か行きました。

(みんなすごい!)

やはり田舎の高校といういう情報格差の厳しい環境でも、理系クラスはクラスのまとまりが強く、最後までみんなで頑張りました。

受験が終わってからは、Twitterで知り合った社会人の方に誘われてインターネットの新技術の探究をしたりして過ごしました。

受験後に、春休みに友人が車の免許をとったと聞いて、自分もとればよかったなと思いました。

(こういうことに気が付くというか、要領いい人っていますよね)

合格発表からしばらくすると、慶應から入学準備の資料が送られてきました。

このようにして、私の高校生活は終わりました。

高校時代は大変なことも色々ありましたが、いいことは記憶に残り、悪いことは忘れたのでよかったです。

高校時代は最後まで数学が苦手で、なんとか単位をとって卒業できてよかったです。

また、長くお世話になった塾でも卒業パーティーに呼んで頂き、ともに支え合った塾の友人との別れを惜しみました。

(塾の友人と話した少女漫画の話が記憶に残っている)

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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