数学などの学校の勉強をやる意味は何か

勉強

こんにちは、Yです。

私は塾や家庭教師で働いた経験があります。

そのなかで時々、

数学のこの分野ってなんの役に立つんですか?

と訊いてくる生徒さんがいました。

私も質問に対してその都度答えはします。

しかしその質問はよく話題になるので、この際まとめておこうと思います。

その質問に対して私にも色んな考えがあるのですが、基本的な考え方は以下の記事に近いです。

つまらない?「学校の勉強」の意味。嫌いでも役に立たないわけではない。【科目別】 | はじめのすすめ
先日高校生とその引率の教員の方々から、「高校の科目で一番重要なものは何か?」と聞かれて考えていた矢先、このよう

この記事の内容はたしか、某アーティスト(バンドの人)がTwitterで「漢文は不要」みたいな投稿をして話題になったときの話ですね。

私の考えはこの記事のまとめ部分に近いです。

引用すると

確かに各教科に出てくる細かい知識は、使わないものも多いかもしれません。

しかし、一般的な概念は有効なものが多いのではないでしょうか?

そして人間は基本的に抽象的な概念は、具体例を通してしか理解できないので、多少細かな知識を通して学ぶという方法をとることになっています。

即効性を求める気持ちは痛いほどわかります。

それでも「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」という言葉もあるくらいですから、すぐに、明らかに役に立つことだけをひたすら追い求めるのは、長期的に見れば、必ずしも良いことではないのではないでしょうか。

ということです。

別の方も、「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる」について言及されています。

そして最初の

数学のこの分野ってなんの役に立つんですか?

という質問について。

私が逆に生徒に訊きたいのですが、例えば

高校数学の分野でいうと確率と統計はAIを作るのに役立つよ。

と説明されたらやる気が出るんでしょうか。

数学が苦手な中高生がそれを知って

将来人工知能が使えるようになりたいからこの分野だけは頑張ろう。

と思うでしょうか。

私は、そうは思いません。

「数学のこの分野って何の役に立つんですか?」

という問いは、

どうせ勉強しても役に立たなさそうだし、面倒だからやりたくない

 

という心理が表面化したものではないでしょうか。

自分が苦手意識を持っていて取り組みたくないから

これはどうせ役に立たない

という言い訳をつくったようにも思えます。

これはイソップ童話の「酸っぱいぶどう」の話に似ています。

キツネはぶどうが食べたいけれど、ぶどうは高いところに生えていて手が届きません。

そのため ""ぶどうが好きなのにぶどうを諦めたという矛盾""

を解消するために

「あのブドウはどうせ酸っぱくてマズいんだ」と

思うことにするのです。

「数学は役に立たない」というのも、これらと似た心理ではないでしょうか。

中高の勉強は役に立つからやるという面もありますが、

勉強ができる生徒には役に立つかどうかというよりも学習習慣が身についている気がします。

「役に立つかわからないけどとりあえず信じてやる」

方が10代のうちは合理的判断でしょう。

人生においては敢えて周りの人と違うことをやるというのも時には必要ですが、中高生ではそこまで求められないマインドです。

とはいえ、やりたくないという気持ちもわかります。

なぜなら、私も高校生の頃は

数学はわからない→やりたくない→やらない→やらないのでわからない

の無限ループにはまっていたからです。

一度この無限ループにはまると自暴自棄になり

「役に立たなさそうだし俺には関係ない」

と思っていました。

この状態から抜け出すには、数学ができなくても生きていける世界に行くか数学をできるようにするしかありません。

私は大学受験の時はできるだけ数学を使わずに受験をしようとしましたが、かえって茨の道でした。

そんなことをするより、ある意味観念して(数学から逃げるのを諦めて)数学と正面から立ち向かった方がいいでしょう。

(私立文系から国公立理系まで色んな人を見ての感想)

苦手なことから逃げるのもありですが、人によっては苦手がコンプレックスになって一生形を変えて現れたりします。

少しでも精神面に余裕があれば、若いうちに苦手なことと向き合う経験をしておくといいと思います。

(余裕があれば、ですよ!病んだら元も子もないので。)

以上、「学校の勉強をやる意味」という話でした。

追記 :

数学が苦手な方にきつく当たってしまいました。

しかし、批判だけして解決策を提示しないのは私らしくないので数学の勉強法を載せておきます。

こちらの記事です↓

数学は一生使える教養ですので余裕があればやっておきましょう。

では!

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