【大学入試】国語の小説の読み方

国語入試問題小説の読み方国語

今回は大学入試の国語「小説」の読み方についてご紹介します。

小説問題の読解法は色々ありますので、今回は特に基礎・基本を解説します。

国語・小説問題の読解で最も重要なことは、小説の読み方には答えがあるということです。

大学入試の国語小説の特徴1

普段の読書では、読み方に答えはありません。

大学入試の国語小説の特徴2

参考 : Morite2 English Channel |【小説の読み方】予備校講師 vs 文学YouTuber

入試の場合は答えがあると思って読む必要があります。

入試の答えとは、問題作成者が想定した解答です。

国語の問題では出題者が「受験生にこういう風に読んでほしいな」と思ったことが答えになるということです。

出題者にとって都合のいい解答が答えになるなら、その性質は自然と決まってきます。

出題者は学校の先生ですから、学校で善とされることが正解です。

一方、学校で悪とされることは不正解です。

例えば、犯罪や人を騙すことなど学校や社会で悪とされることは解答にはなりません。

これがよく現れるのは選択式の問題です。

選択肢に「明らかに学校現場ではダメな思想や言動」があればそれは間違いです。

このことを知っておけば、選択肢を消去法で絞ることができます。

このように、出題者の思想や信条によって解答の傾向があります。

この傾向は大学によっても違います。

例えば、早稲田で福沢諭吉の思想に批判的な問題が出たことがありました。

これは福沢諭吉が早稲田のライバルの慶應をつくったことと無関係ではないはずです。

小説は趣味としては自由な読み方ができますが、入試問題を解くときは答えがあるものとして読むといいでしょう。

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