なぜ働くことは辛いのか

人生

なぜ働くことは辛いのか考えてみます。

まだ答えは出ていませんが。

日本人はなぜ、異常なほどに仕事や学校が辛いと感じるのでしょうか?生きていく為の方法を学ぶ為の学校が辛くて自殺してしまう子ども、生きてい... - Yahoo!知恵袋
日本人はなぜ、異常なほどに仕事や学校が辛いと感じるのでしょうか?生きていく為の方法を学ぶ為の学校が辛くて自殺してしまう子ども、生きていく為に仕事をしているのに、その仕事が辛くて 自殺をしてしまう人っていますよね。自分自信、不登校、ひきこもり、自殺未遂などを経験してはいますが、「生きていく為に死にたくなるほど辛い思いをす...

私が思うに、辛いのは仕事の内容が私たちの祖先の環境と異なるからだと思います。

人間の脳の仕組みは1万年前からほとんど変化していないと言われており、私は1万年以上前の時代を祖先の環境と呼んでいます。

脳の仕組みがほとんど変わっていないにもかかわらず、ここ1万年くらいで人間を取り巻く環境は大きく変化しました。

例えば、私たちは原始時代に狩猟採集をしていた人々の子孫です。

その後、我らの先祖は農業や工業を始めました。

また、商業の発達によりサービス業が拡大し、直接食料を得ること以外の仕事が発生しました。

現代の日本では、農林水産業など食料に関わる仕事をしている人は少なくなっています。

その代わりに、工業やサービス業が増えているのです。

これらの直接食糧を得ること以外の仕事は、祖先の環境ではあまり一般的ではなかったでしょう。

狩猟採集や家事育児はみんなでするものですが、サービスだけで対価を得て食料と交換するというのは不思議な仕事です。

そういった、人間関係に関わる仕事は高度な社会性を要求します。

このような、高度に社会性を要求する仕事が、人間関係のストレスにつながるように思います。

現代よりも少し前の工業社会の時代には、工場労働者の労働環境の悪さが問題になりました。

現代でも、国や地域によっては労働環境の悪い工場があります。

これらの労働環境の悪い点は、人間の健康に害があることでした。

では、今のサービス業はどうでしょうか。

今のサービス業も健康に害があるといえばその通りかもしれませんが、その内容が違います。

工業社会の労働環境と今の労働環境で違うのは、そのストレスが精神的なものかどうかです。

誰かが気持ちよくサービスを受けるためには、別の誰かが辛い思いをしなくてはいけない。

こういう実態がよくないのだと思います。

また、誰も悪気がないのになぜか全体として不幸になってしまうこともあるでしょう。

もちろん、狩猟採集をしている人が皆幸せかといえば、そうとは限りません。

むしろ、狩猟採集民の方が争いが多くて不幸な可能性もあります。

ただ、今の仕事というのは「なんのためにやっているのか」が見えづらい部分があります。

社会で分業が進むと、全体像が見えないままやる仕事が増えるからです。

そのような、「自分が誰かの役に立っている」という実感が得られない仕事が辛いのです。

なぜ人間がそれを辛いと思うかといえば、人間が社会的な生物だからです。

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