巷の受験勉強法の記事を見ていて、「なんか自分が求めているものと違うんだよな」と思いました。
私は「この参考書をこの方法でやればいい」という情報を求めているわけではないです。
「ワーキングメモリが弱くて算数・数学ができない人はどうしたらいいか」みたいな記事が読みたかったです。
勉強法に関して、個別具体的な話と抽象的な話はよくされると思います。
ただ、実際多くの学習者が躓くのは個別具体と抽象の中間なわけです。
その中間の部分は人それぞれ悩みが違うので記事化するのは難しいかもしれません。
しかし、そこを頑張って言語化すれば、助かる人もいると思います。
あとは、単に受験に受かった人が「私はこうやって受かりました」っていうだけの情報は薄いかもしれません。
教育学とか発達心理学とかを参考にしないと再現性があまりないような気がします。
私は教育学は全く知りませんが、進化心理学で教育の方法を考えていけたらいいなと思っています。
逆に、第一志望に落ちた人でも参考になる記事を書いていたりします。

現役で東大受験して数学0点で落ちた話|意識高い系中島|note
僕は現役の時の大学受験で東大の理科I類を受け、数学0点をとって落ちた。不合格通知から数日後、得点開示が送られてきた。目を背けたくなるような酷い点が並ぶなか、数学の欄を見ると ー数学 0点 生まれて初めてテストで0点を取った。しかも人生がかかってる受験で。当然の不合格。しかも下位1%の成績だった。 他に受けた大...
「何が分からないのか分かった」と言う経験が、再現性につながるんでしょうね。
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