進化と心理第1号【2022年8月7日】サル痘について

進化と心理

こんにちは。Yです。

今回から、「進化と心理」というコーナーをこのブログでやっていきます。

このコーナーでは、進化心理学に加えて医学や恋愛などのテーマについて取り上げていきます。

第1回はサル痘について。

最近、サル痘という病気の感染者が増加しているようです。

欧米を中心に報告が相次ぐ「サル痘」について、国内で初めて感染者が確認されたということです。
感染が確認された人は世界で1万6000人を超え、専門家はいつ日本で感染者が出てもおかしくないと指摘してきました。

NHK サル痘 国内初確認 できる対策は わかっていること【7/25】
2022年7月25日 21時39分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220725/k10013734561000.html

このサル痘の感染者は、男性の同性愛者が多いようです。

ヨーロッパで男性同士の性的接触により感染が広がっているという情報があります。

詳しくは、高須幹弥先生の動画で解説されています。

高須幹弥先生「サル痘についてテレビ、マスコミが詳しく報道しない理由。」

私はこの動画を観て、サル痘について大雑把に理解することができました。

サル痘は、現在新型コロナウイルスほどの感染力はないものの、軽視はできないという感じでした。

症状は以下の通りです。

サル痘は、天然痘ウイルスに似た「サル痘ウイルス」に感染することで起きる病気です。

国立感染症研究所やWHOなどによりますと、サル痘のウイルスの潜伏期間は通常7日から14日間で、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節の腫れ、筋肉痛などが1日から5日間続き、その後発疹が出るということです。

前掲 NHK サル痘 国内初確認 できる対策は わかっていること【7/25】

今回のサル痘の感染拡大では、性器や口唇に発疹が出ることが多いそうです。

同性愛者同士の性的接触が大きな原因の一つになっているからでしょうか。

先ほどの幹弥先生のYouTube動画では、今回のサル痘が同性愛者に対する差別や偏見に繋がらないか危惧されていました。

私自身はこの話題に対してノーコメントです。

そういえば、以前読んだ進化心理学の本に、進化心理学に残された謎の一つとして「なぜゲイの遺伝子は存在するのか」という疑問が載っていたのを思い出しました。

この話題もいつか取り上げたいですね。

これはあくまで学術的な話題であって、差別や偏見を助長しようという気はないのですが。

サル痘に話を戻すと、この病気は名前の通り動物から人間に感染するものです。

人間がサル痘に感染したネズミやリスなどの齧歯類に噛まれると感染することがあるんだとか。

新型コロナウイルスも、コウモリから感染したのではないかという話がありましたが、WHOの起源調査は結局どうなったのでしょうか。

調べてみると、結論は出ないとのことでした。

WHOのコロナ起源調査「結論出ず」、中国からのデータ入手困難

WHOのコロナ起源調査「結論出ず」、中国からのデータ入手困難
世界保健機関(WHO)は9日、新型コロナウイルスの起源を探るための直近の調査について、中国から十分なデータを得られず、結論が出なかったことを明らかにした。

この件については、中国がどこまでデータを提供できるのかということと、そもそもWHOという組織の信頼性はどうなのかという2つの問題があると思います。

とりあえず、コウモリから人に感染したという説は正しそうですが。

コロナは一旦置いておくとしても、サル痘に限らず人間以外の生物から人間に感染する病気は数多くあります。

日本政府も感染症の流行に対して様々な対策を打っていますが、新型コロナウイルスの流行を抑えるのにも苦労している感じです。

私は以前にもこのブログに書いたと思いますが、感染症は生物との戦いだと考えています。

人間の都合で考えていては対処が難しいということです。

ウイルスという、生物と無生物のあいだの存在に対しては生物学的な発想で付き合っていく必要があります。

中には天然痘のように根絶できた病気もありますが、コロナウイルスを根絶するのは難しいでしょう。

コロナウイルスといえば、風邪(感冒)の原因の一つです。

ご存じの方もおられるでしょうが、風邪というのは様々な症状の総称のようなものです。

色々な病原体によって、発熱や喉の痛みなどの症状が出て、それらをまとめて風邪と呼んでいます。

新型ではない以前からあるコロナウイルスもその原因の一つなのです。

参考 BD みんなでできる感染防止 2-7. 「かぜ」とはなんでしょう?
監修: 岡部信彦 先生(川崎市健康安全研究所 所長)https://www.bdj.co.jp/articles/infectioncontrol/BD_06.html

人類はコロナウイルスに対しては、根絶というよりも共生という方法をとるかもしれません。

私は個人的な感想としては、できれば共生なんかしたくないです。

しかし、新型コロナウイルスも定期的にワクチンを接種するインフルエンザみたいな感じになるのかなと思っています。

今回のサル痘に関しても、新型コロナウイルスに対しても、対策を考える上で生物学的な思考ができた方がいいと思います。

また、進化心理学的な視点から考えることで見えてくるものもあるでしょう。

読者の皆様方におかれましては、今後も引き続き生物学と医学、そして進化心理学について学ばれ、知識をアップデートされることをおすすめいたします。

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