それなりに学歴があるなら、就活は斜に構えずに素直に頑張った方がいいと思う

就職活動
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こんにちは、Yです。

今日は、キャリアの話をしようと思います。

先日、「発達障害グレーゾーン向けの就活のやり方」という記事を出しました。

この記事に関連して、また就活のことを書こうと思います。

この記事の結論を先に言ってしまうと、学歴があるなら就活は素直に頑張った方がいいです。

「就活は頑張った方がいい」と言うと、当たり前のように思われるかもしれません。

しかし、世の中には、昔の私のように斜に構えている人もいると思うので、そういう人向けに書いています。

では、なぜ素直に就活を頑張った方がいいのか、その理由を書いていきます。

弱肉強食の競争社会

まず、前提として、現代の日本は競争社会です。

国が資本主義を採用しているので、生きていくうえで仕事の競争があります。

大卒者の場合、就活時の競争はその後の生活に大きな影響を与えます。

企業によって職場の雰囲気は全く異なり、できるだけよい環境で働くことは重要です。

私が知る限り、自称進学校からMARCH以上の偏差値の大学に行き、競争を早くから降りてしまうと大変な目に遭う可能性があります。

競争というのは、基本的には、全くしないか、徹底的にやるかのどちらかがよいです。

競争を全くしないというのは、『孫子』の「戦わずして勝つ」的な思想ですね。

経営学で言えばブルーオーシャン戦略みたいなものです。

例えば、世の中の変化を先取りして、全く新しい事業を自分で始める場合は競争がほとんどありません。

極端な例で言えば、火星に移住するとか。

しかし、そういう突飛なことをしない限り、競争はついて回ります。

私は競争があまり好きではないのですが、そういう社会なので仕方ありません。

では、競争をする場合、どうやって勝つか、ということが問題になります。

競争に勝つ方法

競争に勝つ方法は、自分が勝てる領域で勝負することです。

先ほどもご紹介した『孫子』では、「自分と敵の両方を知ることが大事」と言っています。

自分の強みは何か、的の弱みは何か、その2つを知ることが重要です。

競争に負けたときどうするか

競争に負けた場合は、別の角度から再度競争に参加するか、競争から降りることになります。

問題は、いつ、どうやって降りるかということです。

降りる時期としては、高校生くらいで競争を降りてしまうと、その後の人生は大変になる可能性が高いです。

年齢的には、22歳くらいまでは頑張った方がいいと思います。

大学に行った人の場合、大学を卒業して院に行くか就職するか、という年齢ですね。

あまりにも早く競争を降りてしまうと、生活に必要なお金を稼ぐのに困ってしまいます。

就活生の方は、とりあえず、給与が高くてホワイトな企業に入れるように頑張ってみてください。

特に、受験勉強を頑張った経験がある人は、受験だけで競争を降りるのはもったいないです。

もうひと頑張りして就活も頑張れると、その先の人生の楽さがだいぶ違います。

また学生起業をやっている人も、うまくいかなかったら新卒で大企業に入ってもいいと思います。

大企業がどういう仕組みで成り立っているのかということを、1年くらい勤めて勉強するのも悪くはありません。

なんとなく会社の仕組みがわかったら、その後は続けるも辞めるも自由です。

とりあえず正社員を目指そう

なぜこんな話をしたかというと、日本では正規雇用と非正規雇用の格差があるからです。

生き方として、フリーターとかニートも悪くはないのですが、もしなれるなら正社員になった方がいいです。

まず、正社員にはボーナスが出る可能性があります。

会社の業績にもよりますが、ボーナスの有無で年収はかなり変わってきます。

正社員は、月の基本給が低く見えても、ボーナスや各種の手当で実際の年収は結構高いです。

新卒カードを持っている人は、そのカードを安易に捨てない方がいいと思います。

学生時代のアルバイトだと、「時給いくら」という感覚で仕事をすることが多いですが、正社員はそうではありません。

正社員の場合、福利厚生もしっかりしていることが多いので、そこで目に見えない差がつきます。

昔の私のように世の中を舐めている人は、つい新卒カードを雑に切ってしまいそうになるのですが、そこは忍耐力を持った方が得です。

一度も正社員になったことがないと、正社員になるのは難しかったりします。

大学を卒業して就職するのであれば、とりあえず正社員になることをおすすめします。

学生時代のバイトの中には、業務委託みたいな感じで時給も高く、裁量も持てる夢のような仕事も一部あります。

私も、かつてそういうバイトをしていました。

しかし、そこで高い時給を貰って「このままバイトで生きていくか」と思うのは危険です。

「時給いくら」という感覚を持って生きるのは、バイトか経営者のどちらかです。

バイトと経営者の中間の階級として「ホワイト企業の会社員」というものがありますので、まずは正社員になってみてはいかがでしょうか。

また、正社員の雇用でも、企業によって職場の雰囲気は全く異なります。

できるだけ、就職偏差値の高いところに行くことをおすすめします。

就活を適当に流して、適当に受かったところに行くのはやめましょう。

ある程度真剣に取り組まないと、後でやり直すのはちょっとだけ難しいです。

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